今は実家にいるのですが、掃除が非常に苦手なので部屋の片隅に隠れています。インターネットを見ていたら、みんな1年の振り返りをしていて楽しそうだったので自分もやります。
振り返り
今年はほぼSAEKOでした。6月12日に体験版を出して、予想していた以上の反響を得ることができました。感謝。そこから年内には製品版も出せるだろうと考えていたのですが、全然そんな訳にはいかず、結局発売は2025年へと延期になりました。
6月の体験版発表と9月の東京ゲームショウは、これまでの人生で味わったことがないくらいに楽しい時間でした。色々な脳内物質が出ました。それ以外でも、ゲームイベントに出たり尊敬していたクリエイターに会ったり、楽しい時間をたくさん作ることができたと思います。
それ以外の生活でも、Webエンジニアとしての仕事を減らして、1週間のほとんどをゲーム開発に費やせるようになりました。好きなことをして生きている状態で、数年前の自分が聞いていたら感動して泣いていたと思います。
一方で、もちろん、「好きなことやってるから毎日100%ハッピー」という訳ではなく、これまで無かった悩みも増えました。一番分かりやすいのは、発売の延期に至ったように、「書かないといけないものがあるけどうまく書けない!」みたいな悩みです。ただ、最終的にはテキストも良いものができたし、今年1年を通して、書き手としてもゲーム作者としてもだいぶ成長できたと思います。お待たせするのは申し訳ないですが、必要な痛みだったと考えるしかない!
来年の抱負
1. SAEKOを発売する
発売したいです。そろそろゲームの中身とか全部バラして楽になりたい!売上とかは自分にコントロールできない部分なので、まずは作品自体を悔いが残らない形で完成させたいです。
2. 休みを取ってどこかに行く
SAEKOを発売したら思いっきり休みたいです。そしてどこかに行きたい。SAEKOがめちゃ売れたらヨーロッパに行きたい。微妙だったら近所の健康ランドに行きます。
3. かっこいい人間になる
一見ゲーム開発は関係ないんだけど、かっこいい人間になりたいです。高い美容室に行くとかじゃなくて、落ち着いて人と話せるとか、精神的な自立度を高めるとか、そういう!なぜなら「すごい良い人なのに実は滅茶苦茶な創作やってる」というのに憧れるからです。
4. そしてSAEKO以外のゲームを作り始める
これ!!!!!早くSAEKO以外のゲームを作りたいです。この1年半、基本的にSAEKO以外の創作はできてないので、早く違うことをやりたいと本能が訴えています。今考えているゲームは「女性主人公、男性キャラ多め、登場人物死なない、テーマは社会人の自立」で完全にSAEKOの反動です。でも1つのアイデアにこだわらず色々実験したい。
ぜんぜん毛色の違うコンテンツでまたゲームショウに出れたりしたら最高だね!
良いお年を
実家の人々が、家じゅうの窓を雑巾で拭いています。ドアの向こうから無言の圧力を感じます。今回の記事はここまでにします。良いお年を!