あーねんまつ


今年の10月に実家を出て、年末年始で戻ってきたんだけど、特にやることもなくて日記を書いている。狭くて暗い自室だけど、ここには沢山の思い出がある。創作とか。あと創作とか。それに創作とか!

SAEKOの発売が5月にあって、2025年の前半はひたすら創作をしていた気がする。開発の終盤で、ひたすらスプレッドシートのタスクとにらめっこする日々。それからQAがあって、リリースして、ちょっと息抜きのつもりで外出しまくっていたら一年が終わってしまった。あああ。

創作以外の思い出は、イベントに出まくったことかも。Bitsummit, Gamescom, TGS, Taipei Game Week, Beaver Rocks。たくさん感想をもらえてずっと楽しかった。あと海外に行きまくれたのもやばい。ケルン、台北、ソウル。SAEKOを作り始めたとき、こんなロックバンドみたいな生活をすることになるとは思わなかった。

で、まあワールドツアーは超楽しかったんだけど、同時に焦りもあった。SAEKOを作ってる時からずっと、全然違うゲームを自由に作りたいと思ってたんだけど、実際に自由を得てもずっと遊んでるばっかりで、他人に見せられる何かは今年中にできなかった。アイデアは浮かぶんだけど、それを形にするほど集中できなくて……。

というわけで、2026年の目標は、何らかのゲームを1つ発表すること。絶賛SAEKOの追加作業中で、いまは新しいプロジェクトに取りかかれないんだけど、たぶん春頃には決着が着くはず。そのあとは自由になれると思うので、SAEKO以外のゲームを作りたい。リリースできたら最高だけど、とりあえずイベントに出れるくらいまでが目標。どうしてもダメそうだったらゲームジャムとかに出よう!

追記

実家ヒマすぎる!!!ゲーミングPCも持ち出しちゃったし、やることないので今年やったコンテンツを振り返ります。

ゲーム

クリアまで行ったゲームは「Disco Elysium」「The Alters」「Mouthwashing」「No, I’m not a human」「Citizen Sleeper 2」の5つでした。少なっ……ヤバ……。(もう少し短いものはクリアまでやれてる。今パッと思い出せるのは「Cling to Blindness」「就労!わんわんヒューマン」など)

「Oxygen Not Included」「American Truck Simulator」等、クリアのないシミュレーションゲームをやってるからというのはあるんですが、楽しみにしてたEU5やCK3 DLC, Civ7など諸々できておらず、何をやってたんだろう…?と思います。

ライブラリを見ていると、クリアまで行かずに途中で止まっているゲームが大量に存在し、やばいな……という感じです。やばい。最近はゲームをやるのにどうしても体力を使ってしまって、そうこうしているうちに新作が出て、途中で乗り換えてしまう……というのをずっとやっていた気がします。恥ずかしい。

クリアまで行ったゲームは、英語圏で名作とされているアドベンチャーゲームが多いです。でも、正直、今年は自分にとってウワ〜〜〜〜〜オモレ〜〜〜〜〜ってなった作品が無かったかも。すごく妄想なんですけど、英語圏のゲームには何らかのルールがあって、それに当てはまったゲームが名作とされ、そうでないものは真面目に評価されない……という傾向がある気がします。でもそのルールが何かはうまく言語化できません。ただの被害妄想かもしれない……。

去年の終わり頃からラノベやライト文芸に再びハマり始め、電子や紙でちょくちょく読んでいます。宮澤くんのあまりにも愚かな恋はずっと気持ちいい狂い方で最高でした。中西鼎先生は豊かなディテールで容赦ない刺激をぶち込んでくるので好きです。アムリタをきっかけに、野崎まど先生の作品を順番に読み進めています。独特でフレッシュな雰囲気が好きです。滝本竜彦先生のNHKにようこそ!超人計画も面白かった。共感しかないです。

漫画はチェンソーマンをまとめ買いしました。暴力描写がカッコいいし、キャラもみんな魅力的。欠点のあるキャラが好物なので、デンジもアサも本当に好きです。あとはきらら系やGLを中心に続巻を買ったくらい?あ、神々の山嶺も面白かった。狂気山脈を一緒にやった友達に勧められました。

小説。ブックオフに通うのが趣味になって、ランダムに色々買い漁りました。中でも村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」「イン・ザ・ミソスープ」は記憶に残っています。あと貴志祐介の「天使の囀り」。最初から最後まで怖くて面白かった。たぶん、自分は文章に脳を殴られる体験が好きなんだと思います。

グレッグ・イーガンの「万物理論」。つくみず先生の描いた表紙をきっかけに読み始めたんだけど、ジェンダーとか科学の話はまさしく2025年の現実に近くてびっくりしました。刊行は1995年。やばくね?記憶に残っているのは本筋と全然関係のないセックスのシーンです。情けない。最近読んだ「都市と都市」も良かった。僕もクリスマス中は街の色々な部分を<見ない>ようにしていました。

音楽

SAEKOのサントラをきっかけにDeep Dubstepや140を聴くようになって、今年はずっとそういうのを聴いていた気がします。Jafuがとにかくツボです。普通のDubstepだと、Jameston ThievesSpace Lacesの新譜がめっちゃ良かったです。

あともちろんアニソンも聴きまくっていて、Spotifyの再生数1位は許嫁っきゅんでした。真部脩一からは逃れられない。

映画

頻尿なのであまり映画館には行けず、外で今年観れたのは「F1」「8番出口」くらいでした。悲しい……。Gamescomに行く飛行機の中で見た「マインクラフト」は今の自分の境遇と相まってめっちゃ良かったです。というか飛行機最高。定期的に乗って強制的に映画を摂取したい。

家で観て印象に残ってるのは「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」です。映画は元々全然見ない人間だったので、最近は周りの人に追いつこうと思って意識的に観るようにしています。

YouTube

虚無人間なのでけっこうな時間をYouTubeやAbemaのバラエティで溶かしました。VTuberは敷島てとらさんが好きです。ウヅコウに自分のゲームを配信してもらえたのは今年一番良かった出来事かも。最近はボイロの旅行動画を観るようになっていて、これもなかなかやばいです。

総括

そろそろ年変わりそう!!!ずっと「もっと色々摂取できたかなあ」って思ってたんだけど、こうして1年分並べるとさすがに長くなりました。

ゲームもっとやらないとって気持ちはあるんだけど、正直気分転換にはならないし、自分が作りたいものを作るだけなら今の流行とかも知らなくていいんじゃないかな、と思っています。「他のコンテンツのアイデアをゲームに落とし込む」というのが自分の目標で、それなら空いた時間はゲーム以外のものをやったほうがいいはず……。とはいえ、ゲーム自体は好きだから、琴線に触れたものは今後も触っていきます。