Disco Elysiumをクリアした。アートとか、スキルや思考の脳内会議とか、キャラクターとか、好きな要素が沢山あった。もちろんテキスト自体も。速読の試験みたいな物量で、カッコいい固有名詞だらけのテキストを暴力的に流し込まれるのは気持ちよかった。例え内容の30%くらいしか理解していなかったとしても。

ゲームとしては?自分の場合は、正直に書くと、あまり好きな部類ではなかったかもしれない。プレイする前の情報で期待が高まりすぎていた、というのはあるかもしれないけど、細かいロール要素がこれだけたくさんあるのなら、シナリオの本筋にも干渉できて欲しかった。未知動物学者のジャーナルはかなり熱心に進めたので、インスリンデナナフシが出てきたときは「初見でネタルート引いちゃった……!」って思った。でもどんなプレイングでもとりあえず出現するらしい。そういう感じなんだ……。

まあ、でも、道中(特に序盤)の、自分で考えた刑事で解決に迫っていく感じはすごく楽しかった。主人公の人物造形もすごく好きだし、これからも思い出し続けるゲームになるんだろうなと思う。

余談だけど、Citizen SleeperをプレイしたときからこういうTRPG風のシステムで作りたいゲームがあって、そのことについても考えていた。自分のは「作中に登場した要素すべてに干渉できるゲーム」にしたい!あと読み疲れない(切実)

追記 Disco Elysium は画期的なロールプレイング ゲームです。 あなたは独自のスキル システムを自由に使える探偵であり、街のブロック全体を切り開いて道を切り開いていきます。 忘れられない人物を尋問し、殺人を犯し、賄賂を受け取ります。 ヒーローになるか、人間の絶対的な災害になります。

Steamの説明文があんま正しくなかったのかも