Bitsummitから帰ってきた。面白半分で毎日泊まるところを変えた。塩尻→五条堀川→大津→高松。22時のジェットスターで成田に帰ってきて、自宅に着いたのは24時半だった。東京の隅っこに住んでいるから。1週間ぶりの自宅は無印良品のいい匂いがした。主人の不在にも関わらず、アロマオイルは1人で頑張っていたのだ。

イベント自体には、だいぶ慣れてしまった気がする。パブリッシャーがいることもあって、会場にはほとんどいなかった。試遊も2〜3作だけ。でも雰囲気の変化は感じる。新規に進出したパブリッシャーが増え、それからAIツールの展示もあった。代わりに消えたものは何だろう?あまり深入りしないようにしている。自分とは関係のない世界だ。

SAEKOをリリースしてから、いわゆるファンの人に話しかけてもらえる機会が増えた。まず嬉しいのは、年上のおじさんから学生の女の子まで、ファンの属性に広がりがあるらしいということだ。これは物語の書き手として非常に嬉しい。自分はどうしようもないオタクだけど、例えば物語に女の子を出すときは、できるだけその女の子の気持ちとしてリアルなものを描きたいと思っている。いろんな属性の人に気に入ってもらっているということは、少なくとも自分以外の属性の人間から見ても、深みとリアリティのある作品だと思ってもらえているということだと思う。たぶん。おそらく……。

それと、特に学生のファンの人から、尊敬してます、みたいに言われることがあって、それはかなり返事に困ってしまう。創作についての方針とかならとても嬉しいんだけど、人間としては「こう」ならないほうがいい、みたいに思ってしまう。「こう」って何、って聞かれるとうまく答えられないんだけど、とにかく憧れるべきでない理由は100個くらい挙げられそう。

ま、でも、自分も好きなゲームは何個もあるけど、別に作者に近づきたいとかは思ってないかも。話してみたいとかはあったけど。だから大丈夫そう。学生の人には、その人なりのフィルターを通して、自分の作品の参考になる部分だけを吸収してもらえたらいいなと思っています。