午後4時に仕事を終えて競艇場に行った。6月の太陽は完全に夏だったけど、10Rを過ぎた頃からスタンドが日陰になって涼しかった。空は青く晴れていた。水面はきらきら光って、ボートのエンジン音が遠くから聞こえた。村上春樹が小説を書こうと思い至ったのは、神宮球場の内野席でデイブ・ヒルトンの二塁打を見た瞬間だったという有名な話があるけど、別に多摩川競艇場の階段席で4-1-3の1周1ターンを見ていたときだっていいんだと思う。3レースやって5,500円負けた。
友達と是政橋を渡って、南多摩駅から南武線に乗り、立川のアニメイトの近くにある店で汁なしのラーメンを食べて帰った。良い気分だった。これもドーパミンなのかな?最近あまりにも負けているので、ギャンブルで負けたら同額の本を読み終えるまで次は行かないという縛りをつけ始めた。5,500円はけっこう重い。ハードカバーのホラー小説を買って帰った。
最近Cities: Skylines 2を再開している。とても楽しい。あれはシムシティみたいに都市を育てるというより、最初から完璧な姿の都市を描くゲームだ。そのために、お絵かきと同様、緩急やリズムを求められる。栄えていて道路も密な中心部と、まばらでゆったりとした周縁を設定する。全てが一定ではなく、しかし線形から道路の用途が伝わるように、曲線の引き方には十分注意しなければならない。建築ゲーのなかでもトップクラスの難易度だと思うけど、やっているうちに現実の都市のリズムみたいなのを鑑賞する能力が育ってきて、例えばGoogle Mapの空撮画像を何時間でも見ていられるようになる。