髪を切りに吉祥寺に行った。今日は忘れずに本屋に行き、ビスタ・ダ・ギガンテッサを買って帰った。作者のLABさんはSAEKOのリリース直後に連絡をくれて、そこからちょくちょくチャットしている。けど、そもそも例の界隈ではずっと有名な人であり、自分だけが一方的に知っていた年月を考えると……何年くらい経つんだろう……?ほのぼのしてる空気感で、フェチズムの予感みたいなのを感じさせる絵を描くのがすごくうまい人であり、もうずっとリスペクトしている。そんな人が日本で商業漫画を出版するってもうほんとすごいことである。

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巨大娘や巨女のジャンルは、ストーリーを描くのがとても難しいと思っている。「この世界には実は小人さんが住んでいます」は成立する。「巨大娘が住んでいます」は成立しない。存在するだけで周囲にバレちゃうし、どうやって生きてるの?と設定を詰めると世界がどんどんファンタジーになってしまうからである。現実の日本の場所を紹介するのであれば、例えば「小人さんが見える主人公の旅行記」とかのほうが自然に書けると思う。

でも、この漫画はお構いなしである。作画担当の独断という体で、原作者の語りとは無関係に、車窓から見える山々には巨大なセーラー服の女子高生が描かれる。何の説明もなく、次のページをめくると消えている。ジェットコースターに乗っている気分である。漫画内のやりとりを推察する限り、そもそも良い漫画というよりは、ユニークで尖った漫画を作りたいという強い意図を感じる。巨大娘が好きなのでめちゃくちゃ偏っているけど、自分が読んだ限り、その意図は成功しているように見える。